中崎昌雄氏の略歴、1920年兵庫県生まれ、1943年大阪帝国大学理学部化学科卒業、
1962年大阪大学基礎工学部教授、1984年大阪大学名誉教授、
1978年有機合成化学協会賞、1993年日本写真学会「東陽賞」、日本写真協会「功労賞」、
理学博士、専門は有機立体化学
No |
タイトル |
巻・号・頁 |
分類 |
01 |
現存する世界最古の「写真」 Niepceヘリオグラフとその「左右問題」 |
28巻1号1-52 (1987.06) |
Niepce |
02 |
世界最初の「写真」画集 Talbot「The Pencil of Nature」 |
28巻3号673-715 (1988.01) |
Talbot |
03 |
世界最初の「写真家」 Thomas Wedgwoodの生涯と業績 |
28巻4号829-875 (1988.03) |
有史前 |
04 |
「Lichtschreibekunst(Photography)」の発明 Johann Heinrich Schulzeとその光化学的研究 付録A.Schulze(1727)「発光体のかわりに発見され た暗黒体:太陽光の奇妙な効果についての実験」 付録B.Priestley(1772)「視覚、光、色彩に関する 発見と歴史の現状」 |
29巻1号1-48 (1988.06) |
有史前 |
05 |
James WattとThomas Wedgwoodが撮ったとされる 「世界最初の写真」 |
29巻1号89-141 (1988.06) |
有史前 |
06 |
写真発達史における1839年という年 W. H. F. Talbotの場合 |
29巻2号275-324 (1988.10) |
Talbot |
07 |
Talbot「カロタイプ」写真術発明をめぐって 写真「潜像」とその「現像」の発見 付録1.「カロタイプ」光写生についての二つの手紙 付録2.「カロタイプ」光写生の手法 付録3.1840年当時のイギリス薬局衛 |
29巻3号587-627 (1988.12) |
Talbot |
08 |
Talbot「写真特許」とその問題点 1841,1843,1849,1851年特許 |
29巻4号949-983 (1989.03) |
Talbot |
09 |
「直接陽画」ガラス,紙写真発達小史 ・Niepce「ヘリオグラフ」操作手引き書・ガラス写真 ・Bayard「直接陽画」紙写真 ・Herschel「アンフィタイプ」直接陽画紙写真 ・Herschel「直接陽画」ガラス写真 |
29巻4号985-1018 (1989.03) |
陽画 |
10 |
F. S. Archer「コロジオン法」発表(1851年)をめぐって 新しいガラス写真時代の始まり 付録1.Archer「写真におけるコロジオンの利用」 付録2.Archer「The Collodion Process on Glass」 |
30巻1号1-53 (1989.06) |
Archer |
11 |
現存する「世界最古」の肖像写真 J. W. Draperとその光化学的研究 |
30巻1号55-92 (1989.06) |
肖像 |
12 |
だれが初めて没食子酸による「潜像」の「現像」を 発見したのか? J. B. Readeとその写真研究 付録1.「カロタイプ」特許緩和をめぐる2つの手紙 付録2.1841年当時のイギリス薬局衛 |
30巻2号327-417 (1989.10) |
Talbot |
13 |
だれが初めてハイポ(チオ硫酸ナトリウム)による写真「定着」 を発見したのか? J. B. Reade対John Herschel |
30巻3号663-725 (1990.01) |
Herscel |
14 |
1839年3月14日Herschel「写真研究」発表 Talbotとの交渉をめぐって 付録1.1939年王立学会発表Herschel「写真研究」 付録2.写真「Photography」の語源について |
30巻4号1179-1263 (1990.06) |
Herscel |
15 |
1839-1842年におけるJohn Herschel写真研究 青写真と「Herschel効果」の発見 |
31巻1号13-84 (1990.09) |
Herscel |
16 |
Talbot写真裁判と化学者たち A. W. Hofmannロンドン時代 |
31巻2号485-577 (1990.12) |
Talbot |
17 |
Talbot「写真印刷」発明と晩年の研究 動力,アッシリア学,植物学,数学,天文学 付録1.1829年Niepce「ヘリオグラフ法」ノート 付録2.Talbot「写真印刷」「Athenaeum」1853年 付録3.Talbot 1852年「写真印刷」第1特許明細書 付録4.Talbot 1858年「写真印刷」第2特許明細書 |
31巻4号1527-1622 (1991.05) |
Talbot |
18 |
「不当にもダゲレオタイプと名付けられた発明の歴史」 ダゲール剽窃弾劾パンフレット 付録1.Isidore Niepce「ダゲール剽窃弾劾パンフレット」 付録2.Nicephore Niepce「ヘリオグラフ法についてのノート」 |
32巻1号1-80 (1991.07) |
Niepce |
19 |
「ダゲレオタイプとジオラマ」手法の歴史とその実際 「ダゲレオタイプ教本」解説と翻訳(上) 付録1.「ダゲレオタイプ教本」原本と英訳本について 付録2.「ダゲレオタイプとジオラマ-手法の歴史と実際(上) |
32巻2号439-546 (1991.10) |
Dagerre |
20 |
「ダゲレオタイプとジオラマ」手法の歴史とその実際 「ダゲレオタイプ教本」解説と翻訳(下) 付録3.「ダゲレオタイプとジオラマ-手法の歴史と実際(下) 付録4.Daguerre,Niepce対Giroux契約(1839年) |
32巻3号783-867 (1992.01) |
Dagerre |
21 |
写真発明に関するNicephore Niepceの手紙 (1816-1826年) |
32巻4号1115-1204 (1992.05) |
Niepce |
22 |
コロジオン湿板からゼラチン乾板へ 写真感光材の進化 付録1.Maddox「臭化銀ゼラチンについての実験」 付録2.Maddox「Harrisonからの質問状に答えて」 |
33巻1号39-98 (1992.07) |
Maddox |
23 |
カメラの原型「カメラ・オブスキュラ」 (暗箱写生器)発達小史 |
33巻2号293-343 (1992.11) |
カメラ |
24 |
Hermann W. Vogelと増感色素の発見 パンクロ乾板への道 付録1.Vogel「増感色素」1873年化学的作用がないと言われる色素に支配される臭化銀の感光性について |
33巻3号569-628 (1993.02) |
Vodel |
25 |
銀塩とその感光性研究史 歴史的展望と写真術への応用 |
33巻4号863-923 (1993.04) |
|
26 |
George Eastmanとロールフィルム写真術 イーストマン・コダック社創設 付録1.Herschel「瞬間写真」Photo. News(1860) |
34巻1号145-219 (1993.07) |
Eastman |
27 |
立体鏡の発明と写真術 Wheatstone対Brewster論争 付録1.Wheatstone「視覚の生理学についての報告」 いままで観察されなかった注目すべき両眼視について |
34巻2号463-530 (1993.10) |
立体鏡 |
28 |
活動写真への道 Muybridge,Marey,Edison 付録1.Muybridge「動物の運動」はしがき 付録2.Muybridge「動物の運動」撮影法説明 |
34巻3号765-830 (1994.02) |
映画 |
29 |
18世紀の「写真」ファンタジー Giphantie国物語(1760年) |
34巻4号999-1026 (1994.05) |
有史前 |
30 |
初期写真レンズの開拓者たち |
35巻2号479-537 (1994.10) |
レンズ |
31 |
初期カラー写真手法を開拓した人びと(上) |
35巻4号1041-1096 (1995.04) |
カラー |
32 |
初期カラー写真手法を開拓した人びと(下) 付録1.Fischer & Siegrist「露光ハロゲン化銀を用いる 酸化による色素の生成について」(第1報) 付録2.同(第2報) 付録3.ドイツ特許「カラー写真製作の実際」(1911) 付録4.同(1912) |
36巻1号87-158 (1995.07) |
カラー |
33 |
重クロム酸ゼラチン法による写真印画と写真印刷 |
36巻2号329-399 (1995.10) |
印刷 |
34 |
コロジオン湿板時代の2人の肖像写真家 ルイス・キャロルとキャメロン夫人 付録1.Cameron「私のガラスの家の記録」(1874) |
36巻3号697-768 (1996.02) |
肖像 |
35 |
フランスにおけるカロタイプ紙写真の進歩 写真家NadarとEmile Zola 付録1.Blanquart-Evrard(1847) 「紙写真に使用する手法について」 付録2.同(1850) 「カメラの映像を乾いた紙の上に作る紙写真」 付録3.Legray(1851) 「ネガ用写真感光紙の新しい作り方について」 |
36巻4号1067-1136 (1996.04) |
写真 |
36 |
放射線発見における写真の役割(上) レントゲン線とベクレル線 付録1.Rontgen(1895) 「新しい種類の放射線について」 |
37巻1号87-127 (1996.06) |
医用 |
37 |
放射線発見における写真の役割(下) レントゲン線とベクレル線 付録2.Becquerel(1896)「各種のリン光体から放出される不可視放射線について」 付録3.同「各種のウラン塩から放射される放射線」 付録4.同「金属ウランからの新しい放射線の発生」 付録5.Crookes「ウランの放射能」 付録6.Becquerel「ウランの放射能について」 付録7.Curie「放射性物質について」 |
37巻2号205-290 (1996.09) |
医用 |
38 |
写真における「セレンディピティー」2事例 ダゲール水銀現像とフォーゲル増感色素 |
38巻2号217-252 (1997.09) |
写真 |
メール : shunji_takada@chiba-u.
HP : http://shunji-takada.jimdo.com/